チーム紹介

三好市, 徳島県, Japan
2007年7月に結成。 現在、徳島県吉野川を拠点にメンバー6名で活動中。 世界大会戦績:2009・2011年 総合2位。2010年総合優勝。2013年総合4位。 レースラフティングの普及と、この競技を通して日本を元気にするために日々、激漕中。

2012年6月18日月曜日

みなかみX-tream 流れを断ち切る強さ



流れ。。。

自分は学生時代していたバレーボールの試合でよく"流れ"を感じることがありました。
良い流れが来ている時は、何をしても決まる。どんなボールも合わせられる。ボールが落ちる気がしない。
でも、良くない流れの時は、何をしても決まらない。仲間とかみ合わない。何もできずにボールが落ちる。




 
撮影:フリーカメラマン 後藤武久


今回のみなかみ遠征では、ずっと"良くない流れ"の中にいた感じがしています。
練習中、動きにメリハリがない。覇気がない。繰り返しても、動きが良くならない。良くならないから繰り返す、繰り返すだけ疲れが溜まっていく。
そんな循環から抜け出せず、どうしたらいいのか分からず、大会は刻々と迫って、焦っていました。
どうにか流れを変えたくて、雰囲気をメンバーがどう感じているかシェアしたり、改善のためにそれぞれの意識を変えたり、大会前には勝負する・勝つ気持ちをお互いに言葉にしてシェアしました。。。


そうして挑んだ大会1日目。
ダウンリバー、 ライバルチーム Gratias! に5秒差で負けました。
スプリント、 前後3秒以内に8チームが混戦する僅差。
Gratias!にも大学生チームにも負け、6位。
その後のH2Hも、初戦から勝てず9位。。。


流れが取り戻せない。。。
もう絶対に負けられない。このままじゃ、帰れない。

コスタリカでの想いが蘇ってました。

焦る中、最終日はスラローム。
練習の時から感覚はよくない。でも、本当に勝つしかないと思ってました。
できる限り、シェアの時間をとってラインを共有。リカバリーの動きも確認。
あとはやるだけ。

できる限りのシェアと集中をして挑んだ一本目、不通過を出しました。。。
どん底です。状況は。

でも下り終わった後メンバーはみんな、次の一本の為に後から下ってくるチームを見るために上流に走ってました。
今のうまくいかなかった一本よりも、次の一本にかける為に動いていました。
その時、自分は救われました。本当にもう最後の一本しかないけど、そこにかけられると感じました。
二本目のスタートは本当に緊張しました。

結果、スラローム2位。

総合3位。


良くない流れに押し流されて、自分たちのパフォーマンスがまったくできずに終わるんじゃなく、最後の最後、スラローム2本目で食い下がって大会を終われた事はプラスに繋いで行きたい。
でも、良くない流れを引き寄せたのは、自分たちの心だし、その流れを最後の最後まで変えられなかったのは自分たちの弱さ。

5月のORF、今回のX-tream、負け続けています。
勝ちたい・勝たなきゃいけない・世界一になる。 言葉で言うのは簡単です。
でも、それに値するだけのパフォーマンスをしていかなければ、そこには行き着かない。

これから、考えなきゃいけない事・やるべき事は山ほどあります。


一歩ずつ
こばやし

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