チーム紹介

三好市, 徳島県, Japan
2007年7月に結成。 現在、徳島県吉野川を拠点にメンバー6名で活動中。 世界大会戦績:2009・2011年 総合2位。2010年総合優勝。2013年総合4位。 レースラフティングの普及と、この競技を通して日本を元気にするために日々、激漕中。

2014年9月28日日曜日

いよいよ出発

 久しぶりです。
いよいよ今夜便でブラジルへ出発します。
日本の裏側なので、関空~ドーハ~サンパウロ~イグアスと道のりは長いです。

今朝早起きして準備を始め、後は洗濯物が乾くのを待って掃除をして出かけるのみ。

出発前にたくさんの方に壮行会などをしていただきました。
なかでも碧ちゃんの働く山城中学校での壮行式は初めての感覚で特別に感じました。

生徒たちが考えてしてくれたそうなんですが、ものすごい式典によんでもらった
感じですごく緊張してたのですが、一つ一つの演出に感動しちゃって
我慢できずに涙が出ちゃいました。

少し前に山城中学校の運動会に参加させてもらい、みんなの頑張ってる姿を見て、
思わず観覧席から飛び出して生徒の近くまで行って応援したりと一緒に楽しませてもらいました。
だからなのか、みんなの応援がすっごくうれしかったです。
ガンバロウって気持ちがモリモリ湧いてくるような壮行式でした。
他にも職場の人、地元の人から、快く送り出してもらいました。
本当にありがとうございます。

今大会へ向けてチームとしての仕上がりはまだ十分に仕上がっていませんが、
レースにはしっかり仕上げて合わせていきます。
絶対にチーム全員でテンションあげてレースに挑みたいと思っています。
自分が出来ることをしっかりやって、ボートに乗る人も乗らない人も
全員が後悔しないよう、楽しかったと思えるレースにしたいと思います。

ではいい報告ができるように頑張ってきます。
それでは行ってきま~す。

    浅井 裕美

2014年9月9日火曜日

秋の気配とやる気スイッチ

今朝は毛布から出るのが億劫に感じるくらい涼しい朝でした。
ガイドの仕事をしていても、濡れた体に風が吹くと肌寒さを感じます。
日向はじりじり暑くても日陰はひんやり涼しくて、空は高くて雲は鱗。
夏の終わりになく蝉と鈴虫の声。
なんもかんもが夏の終わりと秋を知らせている感じがします。

夏が好きだからなのか寒いのが嫌いだからなのか、自分はこの季節がとっても苦手です。
何かから置いて行かれるような、何かに押し流されるような、不思議な気持ちになります。

でも今日朝練をしてて、はっとしたんです。

今、男子プロチームのTEIKEIさんが四国に遠征に来ています。
そして今朝は一緒にスラ練をさせてもらいました。
ただ漕いでる姿を見ただけなんですけど、一つの物に対して真っ直ぐなものを感じたんです。
きっとその一つは「世界一」なんだと思うんですが。

練習してる時はあまり深く考えてなかったけど、今朝のスラ練でタイムを強く意識している自分がいました。タイム差どこでついたのか、どこのロスを削れるのか。メンバーが変わったらボートの動きはどう変わって、どの動きが安定するのか。どう動かしたら早いのか、どう動かしたいのか。
判断基準はなんとなくその方がいいと思うからじゃなくて、それが早いと思うから。

自分の中で、良い悪いの判断基準がすごくはっきりしてた。

私は全部の種目で右の後ろに乗る。
良くも悪くも。

前に乗りたい種目もある。前の感覚を取り入れた方が後ろの仕事を理解しやすい気がしている。私が後ろに乗り続ける事で、チーム内で右後ろの仕事の精度を上げる機会を独占してる。
悪くいったらそんなところだ。
でも良く言ったら、ずっと後ろで漕ぐ事で感じるはずのポジション別のボートの動きや進みの違いをチームに還元できる。予測できる。
両方初めから分かってる事なんです。頭で分かっていても感情がどっちに乗ってるかがすごく大事なんですよね。

今朝、スイッチが切り替わった気がした。
変わるまで、悪い方に入ってる意識がなかったからはっとしたんだと思う。

終わる夏に焦がれるんじゃなくて、始まる秋を楽しむ。
仕事だから笑うんじゃなくて、仕事が楽しいから笑う。
寒いなら、熱くなる事を考えて、楽しくない事の中から楽しみを見つける。

そこそこ生きると、嫌なことを乗り越える方法は頭で答えは出てしまう。
でも感じるべきは心がどこにあるかなんでしょうね。
出した答えに「 心 」 が乗ってる事が本当に大事なんだって、何度となく思い知らされる。
レースを初めて何回目の気づきだろう。
少しは成長できてるだろうか。

やる気スイッチは自分で入れる。


世界一
小林