スプリントカヌーの海外派遣選手選考会を見に行きました。
ラフティングレース会場にはない雰囲気。上下関係や礼儀がしっかりあり、競技らしさがあります。
出場するわけでもないのに、いつ来ても緊張します。
昔お世話になった人たちにたくさん会うことができました。
今回は、恩師とちのと3人でご飯に行き、ゆっくり話ができました。
今まで年に1度くらいは会えていましたが、実に10年以上ぶりくらいの時間でした。
今だから話せること、理解できること、改めて感じたこと、今当てはめて考えれること、たくさん話しました。
カヌー、恩師を離れて、10年くらい経ちました。
ラフティングに出会い、色んな経験をしました。
たくさん色々ありました。
悩んだから分かったことがある。
苦しんだから強くなれる。
負けたから見えるものがある。
温かみを感じたから優しくなれる。
『タケ、変わったなぁ。』
今までを知ってくれている恩師からの言葉は、照れくさいほど嬉しい言葉でした。
恩師の指導論を聞いていて、人は結局、人との関わりなくしては成長できないことがわかってきました。
NZでの敗因はわかりました。
それが本当の意味で克服できるかは、メンバーそれぞれが感じなければ難しいでしょう。
チームとは一人で作るものでない。コーチなキャプテンが作るものではない。
メンバー全員で作るもの。
速いもの、できるものが、ラフティングボートを操るものでもない。
全員が、全員で動かすことに参加すること。
全員が気持ちひとつに動かすもの。
それぞれのレベルが違って当たり前。レベルなんて、レースになれば関係ない。
練習でやることは、それを一緒に上がっていくこと。技術よりも大事。
できるものが引き上げ、それに必死に食らい付くもの。どっちもツラい。当たり前、一人ではラフティングできない。
漕ぐことが好きなだけなら、自分の課題だけ克服したいなら、一人で漕げばいい。
一ヶ月弱、何かを変えたいと思うなら、勝ちたいと思うなら、やるしかない。
正しいとか間違いとか、考えてるより動かないとなにも始まらない。
日本代表選考レースまであと少し。
今年1月から新しい体制で漕ぎ出して、あるメンバーは変わりました。
その気持ちに必死に応えたいと感じています。
そういう仲間と一緒に漕ぎたい。
28日から御岳で3日間合宿です。
更に良いものを獲得してきます。
竹村碧
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